投資検証

株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』は詐欺?実際の評判は?エンジェル投資のメリット・デメリットを解説します。

株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』は詐欺?実際の評判は?エンジェル投資のメリット・デメリットを解説します。

こんにちは、ヤマトです。

今回検証する案件は、

株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』

『イークラウド』では約10万円からエンジェル投資家デビューが出来ると言われていますが

検証した結果おすすめできないと判断せざるおえない内容でした。

この記事を書いた人
ヤマト
このブログを管理している元大型トラックドライバーのヤマトです。私は大阪生まれ大阪育ち。現在は子供と妻と熊本で生活しています。このブログでは悪質なネットビジネスから詐欺の被害を減らすため、これまでの経験を活かして世の中のネットビジネスを検証してその良し悪しを見定めます。ネットビジネスのことならどんなことでも私にお任せください。

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この記事では皆さんの代わりに株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』を検証し、口コミ評判などを調査したうえでおすすめできない理由を詳しく解説します。

ネットには必ずしも正しい情報があるとは言えませんので、

この記事を最後まで読んでうえでご判断するようにしてください。

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株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』とは

株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』とは

株式投資型クラウドファンディングとは、インターネット上のプラットフォームを通じて、個人投資家が未上場のスタートアップ企業に出資する仕組みです。

出資者は、将来的に企業が上場や買収などで成功した場合に、株式の価値が上昇することを期待しています。

『イークラウド』は、株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームの一つで、2019年に設立された『イークラウド 株式会社』が運営しています。

『イークラウド』の特徴は、以下のように紹介されています。

『イークラウド』の特徴

  • 約10万円からエンジェル投資家デビューが可能
  • 投資対象は、AIやIoTなどの先端技術を持つスタートアップ企業
  • 投資家には、出資先企業の経営陣との交流や、株式の売買などのサポートが提供される
  • 投資家は、出資先企業の成長に応じて、配当や株式の売却益などのリターンを得ることができる

『イークラウド』は、株式投資型クラウドファンディングの中でも、比較的低額で参加できることや、先端技術を持つスタートアップ企業に出資できることなどが魅力的に見えるかもしれません。

しかし、実際には、『イークラウド』には多くの問題点やリスクが存在します。

次の章では、エンジェル投資のメリット・デメリット・リスクについて解説します。

エンジェル投資は本当に大きなリターンが期待できるのかメリット・デメリット・リスクを解説

エンジェル投資とは、個人投資家が自らの資金で未上場のスタートアップ企業に出資することを指します。

エンジェル投資家は、出資先企業の経営に関与したり、アドバイスやネットワークを提供したりすることで、企業の成長を支援します。

エンジェル投資のメリットは、以下のようになります。

エンジェル投資のメリット

  • 出資先企業が成功した場合には、株式の価値が大きく上昇する可能性がある
  • 出資先企業の経営陣や他の投資家との交流を通じて、ビジネスの知識やスキルを磨くことができる
  • 出資先企業の社会的な貢献やイノベーションに参加することで、やりがいや満足感を得ることができる

一方で、エンジェル投資には以下のようなデメリットやリスクもあります。

エンジェル投資のデメリットやリスク

  • 出資先企業が失敗した場合には、株式の価値がゼロになる可能性がある
  • 出資先企業の株式は流動性が低く、売却するタイミングや価格が限られる
  • 出資先企業の情報や実態が不透明で、詐欺や違法行為に巻き込まれる可能性がある
  • 出資先企業の経営陣や他の投資家とのトラブルや紛争が発生する可能性がある

エンジェル投資は、非常に高いリスクとリターンを伴う投資方法です。

成功すれば大きな利益を得ることができますが、失敗すれば全ての資金を失うこともあります。

また、エンジェル投資は、出資先企業の選択や評価、管理などに多くの時間や労力を要します。

エンジェル投資に興味がある方は、自分の資金状況やリスク許容度、目的や期待値などを十分に考慮したうえで、慎重に判断する必要があります。

では、株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』は、エンジェル投資のメリットを享受できるのでしょうか?

次の章では、『イークラウド』の実際の実績や評判を調査します。

株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』の実際の実績・評判を調査

株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』は、2020年7月にサービスを開始しました。

それ以来、8件の案件を募集し、すべて目標金額を超える募集額を達成しています。

また、1件の案件がすでにイグジット(株式の売却)を果たし、投資家には約2倍のリターンが支払われました。

これらの実績は、『イークラウド』が投資家にとって魅力的なサービスであることを示しています。

しかし、『イークラウド』の評判はすべて良いというわけではありません。

インターネット上には、『イークラウド』に対する悪い口コミや批判も見られます。

例えば、以下のようなものです。

  • 某株式型クラウドファンディング、さすがにやばすぎる。出資が4ヶ月で無価値になったそうです。
  • 3社目の経営破綻です。約10万円×3社が 無価値となりました。
  • イークラウドで取り扱っている投資先のほとんどは未上場のベンチャー企業なので、上場企業に比べて倒産や貸し倒れリスクが高い

そのため、投資する際には、出資先企業の事業内容や財務状況、将来性などを十分に調べる必要があります。

また、投資金額は自分の資金状況やリスク許容度に合わせて決めることが重要です。

これは、株式投資型クラウドファンディングの性質上、避けられないリスクです。

投資家は、元本保証がないことや、株式の売却が難しいことを理解したうえで、自己責任で投資することが求められるでしょう。

運営会社『イークラウド 株式会社』の信頼性を調査

イークラウドの運営会社であるイークラウド株式会社は、2018年7月に設立された比較的新しい企業です。

クラウドファンディングサービスを開始したのは2020年となっており、中には「新しいサービスを利用するのに不安を感じる」という人もいるかもしれません。

しかし、イークラウド株式会社は、以下のような点で信頼性が高いと言えます。

  • イークラウド株式会社は、大和証券グループの関連会社であり、2020年には大和証券グループ本社から3億円の資金調達を行いました。大手証券会社のグループ会社であることは、イークラウド株式会社の財務状況や信用力を裏付けています。
  • イークラウド株式会社は、IT事業やベンチャー投資を行うXtech株式会社のグループ会社でもあります。Xtech株式会社は、ベンチャーキャピタルならびにIT系事業における豊富な実績を有する企業であり、イークラウド株式会社の事業運営やベンチャー企業の発掘において、ノウハウやネットワークを提供しています。
  • イークラウド株式会社は、株式投資型クラウドファンディングの運営に必要な許認可や登録をすべて取得しています。具体的には、金融商品取引法に基づく第二種金融商品取引業者の登録や、個人情報保護法に基づく個人情報保護委員会への届出などがあります。これは、イークラウド株式会社が法令や規制に適合して事業を行っていることを示しています。

以上のように、イークラウド株式会社は、大和証券グループやXtech株式会社との連携や、必要な許認可や登録の取得などにより、クラウドファンディング業界での信頼性が高まっています。

イークラウド株式会社は、投資家やプロジェクト企業との信頼関係の構築に努めており、これまでに成功したプロジェクトも多数あります。

ただし、投資にはリスクが伴うため、参加する際には自身の投資目的やリスク許容度を考慮し、慎重に検討することが重要です。

株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』検証まとめ

ここまで株式投資型クラウドファンディング『イークラウド』について調査・検証した結果、『イークラウド』は魅力的なサービスである一方で、多くの問題点やリスクを抱えていることが分かりました。

  • 『イークラウド』は、投資対象となる企業の選定基準や評価方法を明確に公開していません。そのため、投資家は、出資先企業の真の価値やポテンシャルを判断するのが困難です。
  • 『イークラウド』は、投資家に対して、出資先企業の株式の売却時期や価格を自由に決めることができないことを十分に説明していません。そのため、投資家は、自分の意思に反して、不利な条件で株式を売却することを強制される可能性があります。
  • 『イークラウド』は、投資家に対して、出資先企業の情報開示や監査の義務を負わせていません。そのため、投資家は、出資先企業の経営状況や財務状況、リスク要因などを適切に把握することができません。

これらの問題点やリスクは、投資家の利益や権利を損なうだけでなく、出資先企業の成長やイノベーションを阻害する可能性もあります。

したがって、私からは『イークラウド』をおすすめできないという結論に至りました。

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